日本イメージ心理学会第18回大会(2017)のお知らせ

 日本イメージ心理学会第18回大会を大阪人間科学大学でお引き受けさせて頂くことになりました。本学は名前の通り大阪に設置されており、新大阪駅から3駅、空の玄関口である伊丹空港からも1時間程度で到着することができ、関西国際空港や神戸空港からもアクセス可能です。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
 本大会では、「かわいい」という概念の実験心理学的研究に関するご講演を大阪大学の入戸野先生にお願いしています。「かわいい」は日常的であり、複合的な概念と考えられます。同じく複合であり、感覚モダリティに強く依拠したイメージにも通じる点が多数あると考えられます。「かわいい」の研究手法や研究結果は、イメージの研究に大きな影響を与えるものと確信しています。またイメージ心理学では、しばしば身体の重要性が議論されています。本大会では、スポーツにおける装いによる心理的効果を社会心理学的アプローチで検討を行っている大阪人間科学大学の箱井先生にご講演をお願いしております。さらに臨床場面で多数の実績を持つ文教大学の今野先生には動作法のご講演をお願いしております。スポーツという身体性の発露が多く観察される場面で、装いという拡張された身体の効果に関する講演は、また心身の調和に着目した動作法の講演は、私たちに身体の重要性を再認識させてくれるでしょう。
 本大会が皆様の研究にとって刺激的な場になることを願っております。

日本イメージ心理学会第18回大会準備委員会 鈴木国威

日本イメージ心理学会第18回大会ホームページ


学会ホームページ更新のお知らせ

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お知らせ

日本イメージ心理学会第 17 回大会は,盛会のうちに終了いたしました。 ご参加いただいた皆様,ご支援をいただいた皆様に心より厚く御礼申し上げます。


日本イメージ心理学会第17回大会(2016)のお知らせ

日本イメージ心理学会第17回大会を岩手大学でお引き受けさせて頂くことになりました。盛岡(岩手大学)では、第9回大会に引き続き2度目の開催となります。今回の大会は岩手大学キャンパス内の会場で開催いたします。学内にはイメージ世界の住人であった宮澤賢治ゆかりのスポットも点在します。東京から新幹線で2時間と少し,仙台からは40分とかからず,北海道新幹線の開通で北海道方面からの陸地移動でのアクセスもかなりよくなりました。多数の会員皆様のご参加をお待ちしております。
招待講演は,心理学における脳イメージング研究の最先端で研究を進めている北海道大学小川健二先生にお願いしました。最新の脳イメージング研究ではいったいどんな研究が可能になっているのか,お話いただきます。教育講演では,岩手県立大学のプリマ・オキ・ディッキ先生に,ヒューマン・インターフェース・デバイスの最新の技術研究について,デモを交えてお話いただく予定です。視線計測や表情検出など,心理学の研究分野で直ぐにでも利用可能と思われるデバイス技術の進展に驚かれることと思います。
シンポジウムでは,心理学の基礎的な研究分野と応用的な研究分野を結びつける新しいイメージ研究の方向について議論を深めたいと考えております。現在,心理学の様々な研究分野で,このような基礎と応用の連携の試みが進められています。さらにいま,脳科学やスポーツ科学,アートやテクノロジーの分野の研究者達が強い関心をもってイメージの研究に取り組み始めており,イメージ研究の分野は新しいフェーズに入った感があります。本大会が会員の皆様の研究にとって生産的な場になることを願っております。

日本イメージ心理学会第17回大会準備委員会事務局大会準備委員長 松岡和生

日本イメージ心理学会第17回大会ホームページ